6月2日(日)に年に一度の「同好会旅行」を開催しました。
今年の目玉は、えちごトキめき鉄道の413系交直流急行色への乗車と、富山地方鉄道訪問です。
東京発7:52発のはくたか553号でスタート。はくたか553号の通過駅は熊谷、本庄早稲田、安中榛名のみとほぼ各駅停車で時間がかかります。北長野で解体を待つE217系なども眺めながら、新潟県に入り上越妙高で下車します。
ここでトキ鉄の直江津行普通電車を待ちます。やってきたのは、メインイベントの413系。やはりこの顔&この塗装の車両がやってくると心トキめきます。最後尾のクハ455-701には「妙高」のヘッドマークが取り付けられていました。「このデザインに妙高は・・・」なんて贅沢なことは言ってはいけないです。
列車は直江津駅1番線に到着。1時間後に急行市振行きとなるまで、しばらく留置されます。やはりこの顔のデザインは秀逸ですね。国鉄が昭和の時代に製造された車両のデザインはどれも素晴らしいと思います。
発車を待つ間、各自自由に散策。運よくET127系V1編成が現れました。クハ68にはさすがに見えませんが、ファン心をくすぐるラッピングをよくやってくれました。
残念ながら先般スカ色に塗り替えられたV8編成は車両基地の奥に留置中。側窓の二段窓表現が目立っています。
北越急行と長岡行普通電車のE129系のならび。この頃はご覧のとおり土砂降りの雨でした。
新潟行しらゆき3号は塗り替えられたばかりの上沼垂色。これはこれで似合っていますね。
11:31、急行市振行は定刻に発車。雨の中、高速サウンドを響かせて快走します。この区間はトンネルが非常に多い区間ですが、最高速度110キロでのトンネル内の走行は迫力があります。
能生で運転停車。ドアも開き、笹寿司の立ち売り販売がありましたが、あっという間に売り切れたようです。
糸魚川に到着。ここでそのまま市振まで乗っていくメンバーと、途中下車をして糸魚川ジオステーションを見学するメンバーとに分かれます。
かつてのレンガ造り機関庫。奥にキハ52の姿が見えます。
413系は終点市振に到着。本線上の折り返しになりますが、しばらく停車します。構内踏切から撮影。
クハ455-701の車内です。急行型電車としては最後の1両です。ドア付近がロングシート化されているとはいえ貴重です。中吊り広告も昭和時代のものが使われていました。
折り返す直江津行急行を見送り、次にやってきたET122形で泊へ。ここであいの風とやま鉄道の521系電車に乗り換えます。泊では中線に進入、ここでの乗り換えは線路配置の関係もあり、縦列駐車で行われています。
当初は黒部で富山地鉄に乗り換える予定でしたが、天候が不安定なため地下道で乗り換え可能な魚津乗り換えに変更。新魚津でやってきたのは元かぼちゃ塗装だったモハ14768+モハ14767の編成。現在はJ3「カターレ富山」のラッピングが施され富山地鉄らしくない青い電車となっています。
魚津では上がっていた雨が富山到着時にはまた降ってきました。あちこち回るのを断念し、稲荷町車庫の様子を見に途中下車。元西武5000系レッドアローの16010形。2連になったとはいえ、やはり貫禄があります。
元京阪3000系の10030形。かぼちゃ塗装と幌の撤去で、端正だった京阪時代のイメージからするとちょっと残念な感じがします。
虎の子、ダブルデッカーはぽつんと留置されていました。
黒四ダムの資材輸送のため1958年に製造されたデキ12021。ピンクの電機はこの位置によく止まっているようです。この機関車のディテールをあちこち撮影しているメンバーが。おそらく来年にはフルスクラッチのピンクの機関車が運転会にデビューすることでしょう。
稲荷町から電鉄富山への移動は、オリジナル色の14760形。やはり富山地鉄と言えばこの塗装が似合います。1980年のローレル賞受賞車ですが、今でもカッコイイです。
電鉄富山駅はいつのまにか3面4線から2面2線になっていました。但し、縦列駐車可能で、4番線まであります。今回は6名の参加、14760形をバックに記念撮影です。
雨で行動が制限されたおかげで「かがやき」までの待ち時間が。早速、駅構内の居酒屋で乾杯!
もちろん新幹線に乗ってからも続きます。
参加された皆さま、お疲れさまでした。