7月23日(土)、大津行政センターにて7月例会を開催致しました。
新たに1名の会員が入会されました。高校生時代から当会の運転会を見に来てくれた方で、コロナで中断した期間を経て、大学生になっての入会希望です。また若返りが図れることは喜ばしいことです。
久しぶりの開催となるJAM(国際鉄道模型コンベンション)への出展に向けて、打ち合わせを行いました。準備日の段取りや3日間の長時間の連続運転に向けた車両の整備要領について確認を行いました。
当会は1980年に設立されており2020年に40周年を迎えました。当初は同年の秋の公開運転会にて40周年の記念展示を行う予定でした。残念ながら、コロナの影響で運転会の開催が出来ないまま経過してしまったため、2年遅れとなりましたが今回のJAMにて40周年記念車両の展示を行うことになりました。一部作品についてはTMS2021年5月号にて発表済みですが、その他「40」に絡む車両の展示を行います。
今回集まった車両達のご紹介です。
次々にスクラッチで難題にチャレンジしている金子会員の新幹線911形ディーゼル機関車。全体のフォルムをよく捉えています。運転室窓柱をもう少し細くシャープにしたいとのこと。
側面のルーバーは真鍮板に真鍮丸線を並べてハンダ付けし、Pカッターで筋彫り、さらに洋白帯板で縦のラインを表現したという力作です。台車はDT21をベースに砂箱を追加しています。
門奈会員の新作B20。珊瑚のキット組みです。小さいながら破たんなくすっきりと組み上げています。
鉄道模型社のE10のジャンク品。門奈会員が新たにオークションで落としたモデルです。かなり腕のある方の作品のようですが、大小のタンク機関車をどのように仕上げるのか楽しみです。
和田会員がKSのキットのジャンクボディをベースに製作したクモヤ92。独特の表記類も決まりようやく完成です。帯色は末期の黄色ではなく当初のクリーム色を選択しています。
私鉄電機を得意とする多田会員の新作は乗工社のキットを組んだ東急デキ3021。好みで実車の黒ではなく、東急グリーンに塗ったとのことであり、これはこれで似合っています。
デキのお供となる伊豆急ワフ11。ツークのキットを組み、室内に電池を入れテールライトを点灯させています。
花井会員の名鉄5500系の進行状況。これからディテールアップに入るそうです。
和田会員が中古で購入したムサシノモデルのEF65 F型。完成品のまま特に手を加えるところが見当たりません。