相鉄5000系(花井会員)

ボディマウント車体が特徴の相鉄5000系をペーパーフルスクラッチで製作しました。「日本の車両スタイルブック」の図面を参考に、車体長の短い試作車の4連です。

資料が少なく、ディテールの確認に苦労しましたが、特徴のある避雷器なども自作しています

製作途中のカットです。ボディマウントのため、床板構造に工夫が必要であったほか、床下の点検扉の表現に苦労しました。ペーパーのため、筋彫りだとサフェ処理で埋まってしまうため、点検扉をくり抜き、処理後嵌め込むことで対応しました。

大の難関は塗装でした。4色なので厚塗りが懸念され、赤と白をスプレー塗装した後に、濃緑と灰色はエアブラシで塗料を限界まで薄め重ね塗りすることで何とか仕上げることが出来ました。また前面の窓は嵌め込みとし、実感的に仕上げることが出来ました。